今回は、YouTubeを運用していく中で、分析ツールとして使っていく
「アナリティクス分析」
について、シェアしていきたいと思います。
僕自身、
・チャンネル登録者数13万人越えのチャンネルを運営していたり
・現在進行形で4chプロデュースさせていただいたり
と、YouTubeをリアルタイムで運営してきているので、
毎日、YouTubeのアナリティクスを見ています。
ただ、アナリティクスの項目ってかなり多くあり、
・結局どれを見ればいいのか?
・その項目を見て、何がわかるのか?
など、迷子になってしまうことがよくあると思います。
結果的に、アナリティクスを見れば、改善、対策案を導き出せてたのに、
自分の中の仮説のみで施策を打ってしまい、博打で終わってしまう。
なんてことになりかねません。
なので今回は、現在進行形で複数の法人chをプロデュースさせていただいている僕が、
アナリティクスは、この項目だけを見ておけばいい。
といった内容を4つのトピックに絞ってシェアしていきたいと思います。
今回の内容を見ていただければ、
・アナリティクスのどこを見ればいいのか理解できる
・そのデータから何を見るべきなのかを理解できる
といった感じになると思います。
結果として、確度の高い施策を打ち出していくことができるようになり、
クライアント満足度向上。
結果、あなたの収入が劇的に変化するかもしれません。
ここまで読んでみて、少しでも興味が湧いた人は、
ぜひ最後までご覧ください。
トラフィックソースの種類
まずは、トラフィックソースの種類について、シェアしていきたいと思います。
そもそも、
「トラフィックソースとは?」
と思われる方もいらっしゃるかと思うので、
簡単におさらいしておくと、
視聴者がどのように動画にたどり着いたかを示す指標です。
わかりやすくいうと、視聴者の動画への「到達経路」といえます。
実際の画面は、以下になります。
そして、このトラフィックソース画面を見るときに、
見るべきポイントが3つあります。
それが、
①ブラウジング機能
②関連動画
③YouTube検索
になります。
ここからは、チャンネル運営スタイルの2つのパターン別で解説していきます。
1⃣マス向けジャンルで、競合が少ない中で運営しているチャンネル
2⃣ニッチなジャンルのチャンネル
例えば、今あなたが運営しているチャンネルが、
1⃣スタイルのチャンネルだった場合、
トラフィックソースの項目は、①②を中心に見ます。
というのは、マス層の視聴者は、基本的に検索をして動画を見るよりも、
オススメされた動画の中から、適当に視聴します。
次に、もしあなたが、
2⃣スタイルのチャンネルを運営している場合、
トラフィックソースの項目は、③を中心に見ます。
というのは、ニッチ層の視聴者を狙うのであれば、
検索からニーズが濃いファン層を、取ってくる方が、効率的だからです。
詳細は、省きますが。
ここでは、2つ覚えておいてほしいのですが、
①そのチャンネルの運営スタイルによって、見るべき項目は違う。
②そして、大枠3つの項目を見ておけば問題ない。
ということを覚えておいてください。
視聴者属性
次にシェアしていく内容としては、
「視聴者属性」
になります。
その中でも今回はトピックを絞って、3つの項目でお話をしていきたいと思います。
3つの項目を先にお伝えすると、
①年齢層
②性別
③このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル
になります。
順番に解説していきます。
まずは、以下の画像をご覧ください。
こちらは、年齢と性別がわかるトラフィックソース画面になります。
このデータから読み取ってほしいのは、
視聴者が、どういった層なのか、
そこから、
どういう生活スタイル、ニーズがあるのか、
などを、読み解いていく必要があります。
とはいえ、このデータだけでは、なかなか確度の高い、視聴者属性は見えてこないので、
そこで見てほしいのが、
③このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル
になります。
実際のトラフィックソース画像は以下になります。
こちら、実際に写っている画像を一部加工をしており、
本来表示される、複数のチャンネルが表示されていない状態です。
このデータから読み取ってほしいのは、
視聴者が他にどのようなチャンネルを見ているのか。
その他のチャンネルの視聴者ニーズを洗い出します。
そこから、
確度の高い、視聴者属性、並びに視聴者ニーズを導き出します。
少し、難易度の高い話になってきましたが、
ここのデータを読み解く部分は、
今後、法人のYouTubeチャンネルを運営していくうえで、
非常に重要な項目になってきますので、
是非、何回も見直してもらえたらと思います。
視聴者維持率
次にご紹介するのは、視聴者維持率になります。
視聴者維持率とは、どのような指標なのかを簡単におさらいすると、
・視聴者が動画をどのくらい継続して視聴したかを表す指標です。
になります。
以下が参考画像になります。
そして、この指標はYouTubeの動画を伸ばしていくうえで、
非常に重要になってきます。
理由としては、YouTubeは広告メディアで、
いかに優良顧客をYouTubeのプラットフォームに滞在させるか、
というのがポイントになってきます。
なので、オススメされ、動画が視聴された際に、
どれだけの時間、視聴者がYouTubeに滞在してくれたのかを見るために、
こちらの指標が重要だと考えています。
こちら、ジャンルによりけりですが、
・平均視聴時間:6分以上
・平均再生率:40%以上
を一つの指標として置いておくと良いと思います。
クリック率
最後に、シェアしていく内容としては、
クリック率
になります。
そして、このクリック率というのが、
アナリティクス分析をする上で、かなり重要になってきます。
まずは、以下の資料をご覧ください。
こちらは、YouTube視聴者が、どのような流れで、
動画を見るのかというのを、簡易的に説明している内容になります。
こちらを見ていただくと理解しやすいと思いますが、
そもそも、視聴者にサムネイルがクリックされなければ、動画は見られません。
ここでよくある勘違いとして、
・動画が伸びないのは台本が悪いからだ!
・動画が伸びないのは動画編集が悪いからだ!
なんて言っている人がいます。
もしかすると、そこがボトルネックになっているかもしれません。
ですが、今一度、視聴者がどのような流れで動画を見るのか、
そして、その流れに沿って見ていくと、
どれだけクリックされるのか、
そしてクリック率というのが非常に重要だということが分かると思います。
そして、以下がクリック率の画像になります。
こちらが、ご自身のチャンネルの平均を上回っているのか、下回っているのか、
それによって、サムネイルやタイトルの改善をするべき箇所が見えてきます。
なので、このクリック率というのは、
かなり重点的に見ていく必要があります。
まとめ
まとめると、アナリティクス分析で特に押さえてほしいポイントを4つシェアしました。
①トラフィックソースの種類
┗ご自身のチャンネル運営スタイルに応じて、「ブラウジング機能」「関連動画」「YouTube検索」の指標を見る。
②視聴者属性
┗ここの指標では「年齢層」「性別」「このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル」を見て、視聴者の属性、並びにニーズを分析していく。
③視聴者維持率
┗いかに、ここの数字を向上させるかが、動画の伸び方に影響してくる。
┗目安-平均視聴時間:6分以上 平均再生率:40%以上
④クリック率
┗こちらも動画の動画の伸び方に影響してくる指標なので、チャンネル平均を上回る必要があります。
それぞれ、アナリティクスについて、
凄くかみ砕いて内容をシェアしてきました。
とはいえ、今回シェアした内容は、
今後、法人のYouTubeチャンネルをプロデュースしていく際に、
とても重要なポイントになってきます。
今回シェアした情報だけで満足せず、
より細かいところまで目を配れるようになっていくと、
チャンネル成長率を高められたり、結果自分の収入にも繋がってきます。
今回の内容を踏まえて、今後のYouTubeに生かしてみてください。