今回は、YouTube運営のチームを作る上で、必須科目と言える
・チームビルディング術
について、5つのトピックに分けてシェアしていきたいと思います。
僕自身、
・チャンネル登録者数13万人越えのチャンネルを運営していたり
・現在、ディレクターさん4名、その他外注さん含めたチームを運営していたり
・ディレクターさんが主体的に動いてくれる組織を作ったり
と、YouTubeを伸ばしつつ、
なおかつ自分の手を使わずに、案件が回るようなチームを作り上げてきました。
今回は、そんな僕が意識している内容をシェアしていきたいと思います。
とはいえ、これを読んでいるあなたは、
こう思ったのではないでしょうか?
自分の稼働0で案件が動くなんて、そんなうまい話あるか!
と。
わかります(笑)
僕自身、ブログやYouTubeなど、
様々なメディアでチームビルディングについて勉強しました。
そこで謳われている定型文が
実働0
これなんですよね。笑
でも、僕自身、現在進行形で、それが実現できていますし、
最近、とある発信者さんの内容を見たときに、
「自分は “とあること”を意識してたからうまくっていたんだ!」
と、理解できました。
ぶっちゃけ、たった1つのセンターピンさえ押さえてしまえば、
チームビルディングは安定的にできると思います。
逆に想像してみてほしいのですが、
仮に、本当に自分の手を動かさずに、案件が勝手に回ってしまって、
なおかつ、数字が安定しているので、収入も安定している状況。
そんな状態になれたら、嬉しくないですか?
たぶん、ほとんどの人が嬉しいんじゃないかなと思います。笑
そんな状態を、この記事を読み終わったころには、
実現できるような状態になるまで、僕の知識を惜しみなくシェアしていきたいと思います。
ここまで、記事を読んで、少しでも内容に興味を持ってくださった方は、
是非、最後までご覧ください。
ポジションの明確化
まず、一つ目にシェアしたい内容としては、
ポジションの明確化
になります。
ちょっと、硬い言葉で表現すると、
権限責任の明確化
とも、言い換えられます。
これは、だれが、どの案件、どのタスクの責任を持つべきなのかを明確にするべき、
という話です。
例えば、YouTubeを運営するには、大枠以下のようなタスクがあります。
・動画作成
・サムネイル作成
・企画作成
・フロント対応
・全体の数字担保
などになります。
その中で、
「あなたは、〇〇チャンネルのサムネイル作成と進捗管理を任せました。」
「なにかあれば、僕に相談してください。」
といった形で、チームメンバーに責任の所在と、
意思決定権を委ねます。
そうすると、本人は、責任感を持つのと同時に、
自分は、このチームに必要な存在なんだ。
と、認識してくれます。
こうすることによって、
本人は、意欲的にタスク進捗を進めてくれるようになります。
採用の徹底
次にシェアしたい内容としては、
採用の徹底
といった内容になります。
一言で言うと、自分のチームの文化にあっている人材かどうかを見極めます。
例えば、
僕のチームは若手が多く、
数字担保を絶対主義とした代わりに、自由気ままに稼働して良いチーム
といった、チームになっています。
なので、基本的に、僕の判断軸として、
・年齢
・思想
・その人の経験
などを見させていただいて、自分のチームに合っているかどうかを見させていただきます。
結果として、自分で言うのも恐縮なんですけど、
わりと、良い雰囲気づくりが出来ていると思っています。
ちょっと厳しい言葉を使うと、
自分のチームに合っていない人材を入れるくらいなら、
自分の手を動かしてでも、チームの雰囲気を壊さないことに徹した方が良いと思います。
ただ、絶対これだ!といった採用基準は、ないので、
あくまで、ご自身がどういったチームを作りたいのか。
または、今現状どういったチームづくりになっているのか。
などを振り返っていただき、それに適した、採用基準を設けていただければと思います。
報酬設定
次にシェアする内容としては、
報酬設定
になります。
ここは、日本人が敬遠しがちな話題ではありますが、
かなり重要だったりします。
というのは、結局、皆人間なので、
自分の得られる報酬がどれくらいか。
それに対して、やる気を発揮してくれます。
例えば、月額10万円の人と月額100万円の人とでは、
モチベーションが全く違うことが良くわかると思います。
そして、僕の考えとしては、短期的な自分の利益より、
長期的な、安定したチームビルディングと、
複利的に伸びていく自身の報酬を手に入れた方が良いと思います。
僕は今まで、目先の利益に踊らされてばかりで、
かなり色々な失敗をしてきました。
それこそ、予想損失額1,000万円ほどはあるんじゃないのかなと思うくらいに。笑
だからこそ、チームメンバーが快適に長期的に居座ってくれるチームを作り、
少しずつ、自分の収入を上げていくのが一番ベストだと思います。
自チームにいることのメリット提示
次にシェアしていく内容としては、
自チームにいることのメリット提示
になります。
例えば、
・報酬が高い
・チームの居心地が良い
・そのチームでしか学べないことがある
とかになると思います。
他にも色々なメリット提示はできると思いますが、
結局、チームに入ってくれた人に対して、
「このチームに居たい!」
と本気で思わせられるかどうかというのが、本当に重要になってきます。
よく、
心理学で〇〇だ~とか、
こういう洗脳で~とか、
それはそれで否定はしないのですが、
結局、「心の底からこのチームに居たい!」と思わせられる方が、
手っ取り早いじゃないですか笑
その為には、自分のチームにいるメリットを提示してあげる必要があります。
なので、自チームにいることのメリットをしっかりと提示してあげましょう。
文化づくり
最後にシェアしてく内容としては、
文化づくり
になります。
冒頭に「これさえ押さえておけば!」
と、記載した内容が、この内容になります。
僕の中での文化づくりとは、そのチームの雰囲気づくりとも置き換えられます。
そのチームがどんな文化なのか、
それに伴いどんな雰囲気のチームなのか、
そういうのをまとめて、文化づくりだと考えています。
例えば、これを読んでいるあなたが、
雰囲気が良いチームと悪いチームのどちらか一方を選択してください。
となった際に、どちらを選びますか?
当たり前ですけど、雰囲気が良いチームだと思います。
さらに言うと、雰囲気が良いチームだと、
結果的に、チームメンバーが、
「このチームにいるのが楽しい!」
と感じてくれて、主体的により良いチーム作りに励んでくれます。
もうここまでくると、
チームは安定して、なおかつ主体的に動いてくれるようになってきます。
僕は、チームビルディングで一番重要なものは何か?
と、聞かれたら真っ先に、
「文化づくりです」
とお答えするでしょう。
それくらい、文化づくりというのは、重要だと考えています。
まとめ
今回は、チームビルディング術についてシェアしてきました。
まとめると、こんな感じになります。
①ポジションの明確化
┗そのタスクは誰に責任と決定権があるのかを明確化する
②採用の徹底
┗自分のチームの雰囲気にあった人材を採用する
③報酬設定
┗目先の自分の利益を追わず、メンバーの報酬を先に上げる
④自チームにいることのメリット提示
┗メンバーに「このチームが楽しい!」と思わせる事が大事
⑤文化づくり
┗チームの雰囲気が常に良い状態を作り出す
いかがだったでしょうか。
今回の5つのトピックを押さえていただくだけでも、
だいぶ安定したチームを作り上げることができると思います。
意外に、全部知っている内容だからこそ、
おろそかになりがちな人をよく見ます。
または、自分が暇になるチームが最高のチームビルディングだ!
という人もいました。
もちろん、それも否定はしません。
でも、もっと大事なところを押さえないと、必ずチームは崩壊すると思います。
チームが崩壊すると、案件が回らず、自分自身が一番困ることになります。
この記事を最後まで読んでくれたあなたには、絶対そんな思いをしてほしくないので、
ぜひ、実践しながら、ご自身の適切な形に落とし込んでいただければと思います。