今回は、ほとんどのYouTube運営者が悩む、
視聴者を他SNSから誘導していいのか
について、シェアしていきたいと思います。
僕自身、
・チャンネル登録者数13万人越えのチャンネルを運営していたり
・現在進行形で5chほどチャンネル運営に携わらせていただいたり
とYouTubeをリアルタイムで仕掛けています。
さらに他YouTube運営者も周りにいるので、
どのような運営方法が一番最適なのかを常にキャッチアップしています。
本題に戻りますが、今回の内容としては、
視聴者を他SNSから誘導していいのか
についてですが、意外と悩まれる方が多い印象です。
例えば、
・TikTokからYouTubeだったら問題ないのかな?
・チャンネル立ち上げの初速から勢いを付けたいから他から入れる方がいいのかな?
と、こんな感じで、
〇〇のSNS媒体だったら相性がいいからいいかも。
初速を早めるため、誘導した方がいい。
そんな風に考えられる方がいます。
まず本編に入る前に結論をお伝えすると、
上記のような考え方は間違っています。
なぜ間違っているのかについては、
記事の本編に入ってからしっかりと解説していきます。
今、ここで記事を読み終えてしまうと、
YouTubeチャンネル運営を今後していく際に、
一歩間違えると、半年以上運営しても再生回数が10〜100再生がAVGなんて事にもなりえます。
せっかく企業の方からYouTube運営を委託されたのに、
成果を出せなかったらすぐ解約されてしまいます。
結果、あなたの収入が上がることはないでしょう。
そうなりたくないと思っている方は、
是非最後までご覧ください。
他SNSから視聴者を誘導するべきか?
ここから本題に入るのですが、
他SNSから視聴者を誘導するべきか
についてですが、結論としては、ある条件を満たさない限り、
基本的にはやらないことをオススメします。
なのでまずは、ある一定条件というのをお伝えする前に、
なぜ基本的にはオススメできないのかについてお伝えしていきたいと思います。
視聴者のニーズにズレが生じる可能性がある
まず一つ目にシェアする内容としては、
視聴者のニーズにズレが生じる可能性がある
という点になります。
例えばYouTubeというプラットフォームとTikTokというプラットフォームの特性を比べてみると、
YouTube→能動的視聴、長尺動画が主流
TikTok→受動的視聴、短尺動画が主流
このように、YouTubeとTikTokを比べてみたときに、
視聴者の視聴スタイルや、動画のスタイルなどが全く違うのが分かると思います。
つまりこの時点でそれぞれのプラットフォームの視聴者のニーズは、
全くの別物であるというのが理解できると思います。
そして、そのニーズの違う視聴者を仮にYouTubeチャンネルに誘導してしまうと、
YouTubeチャンネルが壊れてしまう可能性があります。
では、なぜニーズの違う視聴者をYouTubeチャンネルに誘導してしまうと、
YouTubeチャンネルが壊れてしまうのか
についてお伝えしていきたいと思います。
平均視聴時間の低下
次にシェアする内容としては、
平均視聴時間の低下
になります。
先程シェアした内容で、
ニーズが違う視聴者をYouTubeチャンネルに誘導するとチャンネルが壊れてしまうとお伝えしました。
では、なぜ視聴者ニーズが違うとYouTubeチャンネルが壊れてしまうのかについてですが、
結論から言うと、平均視聴時間が低下するからです。
まず、先にYouTubeというプラットフォームが、
どういったフローで動画をオススメするのかを理解した方が、
この後の内容をより理解しやすくなので、簡単にお伝えすると、
こんなフローになっています。
では、YouTubeというプラットフォームが、
「視聴者が満足しているか」という点を判断するときに、
どんな指標を追っているかというと、
結論「平均視聴時間」になります。
なぜ平均視聴時間が指標になっているのかという内容は、
また別に書いた記事がありますので、
もし知らなかった方は、一度以下の記事を読んでから、
こちらの記事に戻ってきてください。
つまり、平均視聴時間がながいほど、動画はオススメされやすくなり、
結果、視聴回数が伸びるという仕組みになっています。
では、大前提の話から、
本題の平均視聴時間が低下する
に話を戻して、なぜ他のSNSからYouTubeチャンネルに誘導すると、
チャンネルが壊れてしまうのかというのを順を追って説明してくと、
こんな感じになります。
まとめると、基本的には他SNSからYouTubeチャンネルに誘導するのは、オススメしません。
他SNSから誘導していいケース
最後に、
他SNSから誘導していいケース
についてシェアしていきたいと思います。
これは、端的に言うと、視聴者ニーズと視聴者属性が合致した場合のみ、
他SNSから誘導してもいいと判断します。
先程お伝えした、ニーズがズレている場合、平均視聴時間が伸び悩み、
結果として、オススメされにくいチャンネルになってしまうとお伝えしました。
ですが、仮に他SNSから誘導してきた視聴者が、
そのチャンネルが発信している動画に興味があり、ニーズが合致している。
なおかつ、既にそのチャンネルにいる視聴者の属性と合っている場合、
平均視聴時間が下がる可能性も低くなるので、
結果的に、誘導した方がいいといった事になることもあります。
なので、視聴者ニーズと視聴者属性が合致している場合は、
他SNSから誘導してもいいと判断できます。
とはいえ、それでも基本的にオススメしない理由としては、
そんなうまく行くケースがないので、基本的にはオススメしません。
なので、最終判断はお任せしますが、
ハイリスクハイリターンだとご理解いただければと思います。
まとめ
今回は、
視聴者を他SNSから誘導していいのか?
について、内容をシェアしていきました。
まとめるとこんな感じになります。
■他SNSから視聴者を誘導するべきか?
┗視聴者のニーズにズレが生じる可能性があったり、平均視聴時間の低下が起こりやすいため、基本的にはオススメできない
■他SNSから誘導していいケース
┗視聴者ニーズと視聴者属性が合致した場合のみ他SNSから誘導してもいい
今回の内容は、非常にニッチな内容ですが、
判断を間違えると、クライアントからクレームが発生することになりかねません。
そうならないためにも、是非今一度内容を復習して、
ご自身のチャンネルに当てはめながら、
今後のYouTube運営に活かしていってください。